私は過去2年余りで8Kgの減量に成功しました。「糖質制限」「10時間食べない」「下半身中心の運動」「ご飯は3口くらいの少量」「間食はしない」など、いろいろ試してきました。
この状態を維持したくても、油断するとすぐにお腹周りにたるみが見えてくるので、毎日鏡で自分の身体を確認しています。
そんな私に「酵素ダイエット」はとても大きな助けになっています。痩せるだけでく、体質改善も図ることができるからです。糖尿病を抱える私が、これからもやりたいことを続けるためには、もっと健康にならなければなりません。
今回は、具体的な「酵素ダイエット」を紹介する前に、「酵素食」の心得を紹介します。無理なく、手軽に続けられる健康法です。是非初めて見てください。
酵素医療の先駆けの医師であられる鶴見隆史先生の著書「酵素が太らない体をつくる!」「病気にならない酵素食レシピ」、酵素栄養指導師松崎みさ先生の著書「体質改善酵素ダイエットプログラム」から紹介させていただきます。
あらゆる病気の原因となる「肥満」を放置してはいけない
「肥満=体重の増加」と考えがちですが、実はそうではありません。
肥満とは、私たちの体内の脂肪組織の脂肪細胞に過剰な脂肪が蓄積された状態です。
ですから、見た目でそんなに太っていない人でも、脂肪細胞に過剰な脂肪をため込んでいる人は、肥満と言えるのです。
この脂肪を溜め込んだ状態を放置すると、高血圧や高血糖、脂質異常症などの異常がみられるようになり、糖尿病や心筋梗塞や脳卒中、ガンなどの生命を脅かす重篤な病に侵されるリスクが高くなるので要注意です。
隠れ肥満に注意
体重計に乗り、体重の増減に一喜一憂しているばかりでは「隠れ肥満」を見過ごしてしまうことになります。
BMI(体重Kg ÷ 身長m × 身長m)では標準値が22とされていますが、内臓脂肪を溜め込んだ「かくれ肥満」の人は少なくないのです。
「かくれ肥満」は、極端に食事を減らしてダイエットした場合になりやすくなります。運動しないで食事だけ減らすと、体脂肪のみならず筋肉まで一緒に減ってしまいます。
いったん落とした体重がリバウンドした場合、脂肪だけが増えて、内臓脂肪を溜め込んだ「かくれ肥満」になってしまうので要注意です。
太り体質は本当か?
両親が太っていると自分も太る?
きっとこれは一緒に暮らすと、食習慣が同じなので、太りやすいものを知らず知らずのうちに食べ続けているということでしょう。
基本的には、その人の体が消費できる量を超える栄養素を摂れば、誰でも太るようになっています。逆に言えば、それを下回れば太らないわけですから、理屈は簡単です。
繰り返しますが、肥満は細胞の数が増えるのではなく、細胞が脂肪細胞になることです。
年齢を重ねるごとに代謝力は落ちていくわけですから、太りにくい体を作るために、新陳代謝の良し悪しを左右する「酵素」を意識的に食事から摂り、代謝をアップさせる生活習慣を心掛けていきましょう。
酵素栄養学にかなったダイエットで30日間で15Kgの減量に成功した女性の話
1925年と古い話ですが、この女性はビクター・リンドラー博士の指導の下、「半断食療法(ファスティング)」の治療を受けました。
しかし、最初の7日間でわずか1.8Kgしか減量でしませんでした。
そこで、半断食療法を中断し、生食によるダイエット療法、すなわち現在の酵素栄養学の理論に即した食事療法を施しました。
すると、一日に0.9Kg、一週間で5.4Kg、次の週には3.6Kg、そして、最終的には15.3Kgの減量に成功したのです。
ダイエットというと食事量を減らすことを考えがちですが、この女性のように酵素たっぷりの生食に変えただけで、減量することが可能なのです。
大事なのは食べ物の量ではなく、食べ物の質を高めることで、私たちの体は痩せやすく、太りにくくなっていくのです。
酵素ダイエットのすすめ!
・気が付いたら、20歳の頃より5キロも太っている
・出産してもう数年たつのに、体重が戻らない
・体重は増えないけれど、なんとなく体が重い
・食べる量は減っているのに、なぜか体重増
・いろいろなダイエットを試してみたけれど、すべてリバウンド
こんな悩みを抱えている方は少なくないでしょう。では、この理由はいったい何かというと「消化不良」と「代謝低下」です。
食べ物から摂り入れた栄養素を全身に届ける「消化力」
エネルギー消費、毒素排泄、細胞の再生、免疫力向上をつかさどる「代謝機能」
が低下すると、脂肪が蓄積し、毒素が溜まってむくみとなります。
さらには、免疫力が低下して、肌荒れや便秘、その他さまざまな体調不良を引き起こしてしまうのです。
”ダイエット成功のカギは、「消化を良く」して「代謝を上げる」”
”「酵素」を日々の食事に摂り入れることが、その為の最短ルート”
特別な食材や手間のかかるレシピは必要ありません。
自分に不足した酵素を知り、その酵素を含んだ野菜やフルーツを手軽に美味しく食べるだけで、
・みるみる「消化力」と「代謝力」がアップ!
・つらい食事制限も激しいエクササイズも必要なし!
既にお伝えしたように、肥満とは細胞の数が増えるのではなく、細胞が脂肪細胞に変わり、太ることを言います。
いったん太らせてしまった脂肪細胞を元に戻すためには、生活習慣そのものを見直さなければなりません。
代謝力とは?
呼吸や体温維持など、じっとしていても生命活動を維持するために使われるエネルギーのことを「基礎代謝」といいます。
基礎代謝が高い人は、脂肪が燃えやすい体であり、低い人は溜まった脂肪が燃えにくいので、太りやすい体という訳です。
<代謝の働き>
①燃やす力・・・エネルギー消費
②溜めない力・・・毒素排泄
③再生する力・・・細胞の再生
④免疫力・・・病気やストレスから守る
残念ながら、年齢を重ねながら「免疫力」は低下していきます。この「代謝力」をアップさせ、太りにくく痩せやすい体にしていくことがダイエットに繋がります。
そのためには、私たちの新陳代謝の良し悪しを左右する「酵素」の存在に目を向けましょう。
「酵素」を意識的に食事から摂り、「酵素」を無駄遣いしないライフスタイルを実践しながら「痩せる体・太らない体」を作っていきましょう。
酵素不足チェックリスト
当てはまる項目が多ければ、酵素が足りない生活を送っているということです。 体内の酵素が不足すると、代謝が悪化し、内臓脂肪を蓄積しやすくなり、太りやすくなってしまいます。
また、様々な体の不調が現れてきます。さあ、あなたは大丈夫ですか?
①頭痛・頭が痛い
②めまい、耳鳴り
③泣かなけ寝付けない、質の良い睡眠が得られない
④眼の充血とかゆみ、腫れ、目の下のクマ
⑤風邪をひきやすい
⑥酒に弱くなった
⑦舌、歯肉、唇が腫れる、舌が白い
⑧じんま疹、発疹、にきび、肌のかゆみ
⑨多汗、寝汗が多い(無汗、寝汗がない)
⑩月経不順、よく月経痛が起こる
⑪動悸、胸痛
⑫下痢、形の悪い便、お腹が張る
⑬便秘がち
⑭おならや便が臭い
⑮ゲップ、胸焼け、胃がときどき痛い
⑯食後すぐ眠い、昼間眠い
⑰関節痛、腰痛、首痛、坐骨神経痛
⑱肩こり、こむらがえり、筋肉痛
⑲むくみ、下肢が冷える
⑳頻尿、尿の出が悪い
㉑集中力がなく、落ち着かない
㉒もの忘れしやすい、イライラして怒りっぽい
㉓肌がカサカサする
㉔慢性的疲労、脱力感、無気力
如何でしたか?チェックが付いた数から、今のあなたの体の酵素の状態を確認してみましょう。
0個…酵素力がほぼ全身にあり、健康的な状態です。
2個…酵素力は普通のレベル。時間をおいて再度チェックしてみましょう。
4個~…消化酵素が不足している。食生活を見直し、同時に酵素を摂りましょう。
6個~…消化酵素が大幅に不足している、食事内容、生活習慣改善、酵素を摂りましょう。
www.kenkomaster-akaruimirai.xyz
酵素を多く、効率よく摂るための7つの心得
日本でいち早く酵素医療に着目し、多くの難病を解決してこられた鶴見隆史先生著「病気にならない酵素食レシピ」から酵素食の心得 の7つを紹介します。
①「酵素」は人体に不可欠な栄養素
日々健康に過ごすためには、栄養バランスの取れた食事が重要です。「たんぱく質」
「脂質」、「炭水化物」「食物繊維」などの度の栄養素より「酵素」が重要です。
なぜなら、酵素がないと生命活動一切ができなくなるからです。
②酵素不足が、病気の原因になる
動物性たんぱく質の過剰摂取や野菜をほとんど摂らない人は、ガンの発生率が高くな
ります。
③生野菜・フルーツは、毎日食べなさい
新鮮な野菜や果物には、生きた酵素やビタミン、ミネラル、ファイトケミカルなどが
含まれています。サラダ以外にジュースやスムージーなどで積極的に摂るようにして
ください。
④「肉で栄養をつける」はナンセンス
動物性たんぱく質の摂り過ぎは、消化不良や腸内環境を悪化させます。肉よりは魚、
そして肉を食べたらその倍の量の野菜を食べましょう。
⑤「白い食べ物」は、慢性疾患の呼び水
白砂糖、白米、食パンは摂りすぎに注意です。もし食べるなら、きび砂糖、玄米、
ライ麦パンなど色のついたものを食べましょう。
⑥「朝食たっぷり」は今すぐやめなさい
人間の生体リズムでは、朝4時から昼12までは「排泄」、昼12時から夜8時まで
は「消化」、夜8時から朝4時までは「吸収」の時間です。朝の重い食事は体に負担
をかけます。生しぼりジュース、擦りおろし野菜、サラダが良いでしょう。
⑦「酵素食」で、寿命は百歳まで伸びる
「酵素食」を続けることで血液の流れ、肩こり、腰痛、片頭痛といった症状が改善し
たり、ガン、リュウマチ、アトピーなどの患者さんが奇跡的な回復を見せていると言
います。
ダイエットの前に、まずは生食を心掛けてみませんか?体重だけでなく、体調面での改善をきっと実感するはずです。