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健康問題/なぜ食べ過ぎる?食欲の不思議

日本の肥満人口は2300万人!なぜ人は食べ過ぎてしまう?

 ご存知ですか?すでに日本人の肥満人口は2300万人だといわれています。つまり食べ過ぎです。では、なぜここまでブレーキを踏むことなく食べ続けてしまうのでしょうか?

 食べるということは生きていくために必要な栄養を摂るという、あらゆる生物がもつ重要な本能行動です。

 しかし、満腹なのにデザートは別腹と言って、血糖値が高くなっているにも拘らず、自制心をなくして食べてしまいがちです。

 また、先ほど食事をしたばかりなので、お腹がすいたと思い込むこともあります。夕食後それほど時間が経過していないのに、夜食を食べてしまうということもありますよね。

  「今日は自分へのご褒美でステーキ!」、「ああ、あの店豚骨ラーメンが食べたい!」、「ああ、今日はやけ食いだ!」、「レストランでバイキングでお腹いっぱいなのに、山盛りのデザート!」・・・。

  一体この自分でもコントロールすることができない「食欲」は、どこで作られているんでしょうか?

 ダメだとわかっているのに、なぜまた食べてしまう自分を責めてはいませんか?あなたの意志の弱さだけが原因ではありません。実は、脳のせいなのです。

 

 

空腹のときにはお腹が鳴り、満腹になれば腹をさするので、胃腸が食欲を生み出している?実は、食欲は脳が作り出しているのです。

 

「食欲」の正体、支配しているのは?

 

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 私たちの脳の大部分を占めている大脳の下に「視床下部」という場所があります。この視床下部に満腹感を生み出す神経細胞の集まりが「満腹中枢」、空腹感を生み出す神経細胞の集まりが「摂食中枢」があります。

 この摂食中枢の神経細胞が「食べる!」という信号を脳内の様々な場所に送ると、食べる意欲が生まれ、探させ、噛み、唾液を出させ、飲み込み、消化・吸収といった行動が無意識のうちになされていくのです。

 一方で、満腹中枢の神経細胞は、十分に栄養が足りた状態になると、食べたい気持ちや行動を抑える信号を送るので、食べることを止めるのです。

 

🔴別腹

 お腹がいっぱいになったのに、不満足な満腹感をかんじたことはありませんか?

 脳はお腹を満たすと同時に「快楽」も求めています。味覚には塩味、酸味、うま味、苦み、苦味、甘味の5つがありますが、一般的に食事は塩味、酸味、うま味の要素が強く、甘味が不足しています。

 満足していない満腹中枢は甘味に対して信号を出していないので、デザート類を見たり思ったりすると、オレキシン*というホルモンを分泌し別腹を作るのです。だから、満腹になったはずなのに甘未の強いデザートが食べられるのです。

 オレキシン:胃の運動にかかわる神経細胞に働きかけ、胃の入り口に近い部分の筋肉を緩め、出口に近い部分の動きを活発にする。こうして胃の中身を押し出し、かつ新たに食べ物を入れるスペースをつくっている。

どしたら別腹作らないで済むのか?その対策は?

 ①甘いものを「見ない」、「近づかない」

 普段の生活ではコンビニやスーパーに行った際、菓子や甘い菓子パン、シュークリームやプリンが並んでいる棚には近寄らないことです。満腹のときでさえ、美味しそうなものが目に入れば、食べたくなるのです。コンビニやスーパーに寄るのは、満腹状態のときばかりではありません。とくに、ランチを買いに出るときなどは空腹な上、半日働いて疲れていますから、余計にこういったものが美味しそうに見えるのです。つまり別腹対策のポイントは、美味しそうなものの売り場には近寄らない、そして買わないようにすることです。

 

②空腹感をなくすには栄養バランスが大切

 デザートを買う代わりに、きちんと栄養素がそろった食事を心がけましょう。栄養素のそろった食事は、「主食(ご飯、パン、麺)」「主菜(肉、魚、卵、豆腐)」「副菜(野菜料理)」の3つがそろったもの指します。不足する栄養素に偏りがなくなるため、空腹感を感じにくくなり、甘いもの欲が少なくなるはずです。

 

バランスの取れた食事は食欲を抑え、肥満からあなたを守ります。

毎日の食事を見つめ直し、健康な毎日を送りましょう!