健康とは
身体的、精神的ならびに社会的に完全に良好な状態にあることであり、単に病気や虚弱でないことにとどまるものではない。(1948年世界保健機構(WHO)憲章
すなわち、健康とは単に病気や虚弱な状態にでないばかりでなく、身体的には体力値が高く、知的には適切な教育を受け、社会的には豊かな人間関係があり、精神的には安定している状態のことをいいます。
日本人の4人に3 人は自分が肉体的に健康だと思っているようですが、これを年代別にみると,「健康だ」は年 代が上がるにつれて少なくなり,70歳以上では「健康ではない」 が4割を超えたいます。どんなに長生きできても、病気を抱えた状態で晩年を過ごすことは避けたいところです。
フレイルとは
わかりやすく言えば「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。
人は年を取るとだんだんと体の力が弱くなり、外出する機会が減り、病気にならないまでも手助けや介護が必要となってきます。このように心と身体の働きが弱くなってきた状態をフレイル(虚弱)と呼びます。
中高年になったら、生活習慣病につながるメタボリックシンドロームの対策が必要になります。高齢になるほど、生活習慣を見直すことが難しくなるからです。
健康維持のための「心がけ」
食事での「心がけ」
栄養バランスが取れた食事を必要な量きちんと食べる、食べ過ぎの習慣をつけない
運動での「心がけ」
有酸素運動、筋力トレーニング、ストレッチをそれぞれバランスよく行う(がんばりすぎない)
睡眠での「心がけ」
睡眠時間を削ることはなるべく避ける、太陽の光を十分に浴びる
社会参加の「心がけ」
趣味やボランティア活動など、3つ位のグループにさんかする
未来を決定する「今」
健康問題は高齢者だけの問題ではありません。今から10年先の自分自身をイメージしながら生活することが重要です。今の生活習慣が今後の10年、あなたの未来を決定します。今日から一つづつ改善できるところから改めていきましょう。
寒くて眠れない方へお勧めです